ノンフロン吹付け断熱システム
「アキレスエアロンFR-NF」は、発泡剤としてフロンをまったく使用しない、二酸化炭素のみで発泡する高難燃性の吹付けイソシアヌレート変性硬質ウレタンフォーム(現場発泡品)です。


京都議定書がいよいよ発効され、地球温暖化防止対策が一層求められます。
オゾン層破壊対策として2003年末で生産・輸入が全廃されたHCFC-141b(特定フロン)に替わる発泡剤として、HFC(代替フロン、次世代フロンともいう)が中心に使用されています。このHFCはオゾン層破壊はしませんが、京都議定書では温室効果ガスに分類されています。
従来、ノンフロン発泡として、水とイソシアネート(硬質ウレタンの原料)との化学反応で生じる二酸化炭素を使って発泡させる、いわゆる水発泡技術がありました。しかしながら、この技術は施工性・接着性が悪く、高密度になるといった問題があり、僅かしか利用されていませんでした。当社は、超臨界二酸化炭素発泡という画期的な発泡法(特許出願済)によって、これらの問題を解決した上で、「難燃材料」評価試験に合格する、ノンフロン吹付け(現場発泡)断熱システム「アキレスエアロンFR-NF」を開発し、実用化しました。
「アキレスエアロンFR-NF」は難燃性を有します。
環境省が定めた「グリーン購入法基本方針の特定調達品目及びその判断の基準」に適合します。
「アキレスエアロンFR-NF」は、無数の気泡でできた発泡体で、すぐれた断熱性を発揮し、熱伝導率は0.034W/(m・K)以下で「住宅の省エネルギー基準の解説」の断熱材の種類D群に相当します。
スプレー工法では、目地の無い断熱層が得られ、結露や断熱ロスの原因となる、目地からの熱や水蒸気の浸入を防ぎます。
スプレー工法は他の断熱工法に比べ、工期の短縮化、人件費の削減等によりコストの低減が図れます。
-70℃から100℃と幅広い温度範囲で使用することができます。また、溶剤や弱酸・アルカリ、油にも強い性質を持っております。
| 項目 | 単位 | 値 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 原液粘度 | mPa・s/20℃ | 80~1500 | JIS A 9526 |
| 圧縮強さ | kPa | 80以上 | JIS A 9526 |
| 熱伝導率 | mW/(m・K) | 32以下 | JIS A 9526 |
| 熱伝導率推奨設計値 | W/(m・K) | 0.034※ | JIS A 9526解説 |
| 接着強さ | kPa | 80以上 | JIS A 9526 |
| 透湿率 | ng/(m・s・Pa) | 9.0以下 | JIS A 9526 |
| 燃焼性 | 合格 | JIS A 9526 | |
| 難燃性 | ー | 合格(20%) | 法定難燃材料評価試験 |
| ー | 合格(20%) | 難燃3級(JIS A 1321) |
●アキレスエアロンFR-NFはJIS A 9526のA種1に相当します。
●上記値は弊社測定値であり保証値ではありません。
※JIS A 9526の解説4.3において、ウレタンフォーム工業界は吹付け硬質ウレタンフォームの熱伝導率設計値として等値を推奨している。